ちま(の飼い主)悲しく切なく、そして学ぶ。

2015.04.14 21:28|ちまのこと
結構な強い雨降る朝の、京都。
自転車で職場へ、雨合羽を着て二条城脇を
「遅刻するー!(汗)」と、ブッ飛ばしていたときのこと。

ワタシの向かう前方を、白い大型のMIX犬が、とぼとぼ。
雨に濡れながら歩いてました。

ワタシは心臓がどきどきしました。
不安がよぎりました。

「近くに飼い主らしきひとが、いない…」
大雨の中、犬だけが、歩いているのです。
下を向いて、くんくんにおいを嗅ぎながら、
東へ東へ。

自転車でぐんぐん近くへ走り寄ると、いっそう見えて来ました。
犬はかなりやせているように見えました。
そして、一番心臓に突き刺さったこと。
それは。
「首輪がない…!」


自転車の速度を一瞬ゆるめ、
「おまえ、どこにいくの?ひとりなの?!」と、声をかけました。
犬は瞬間、ワタシを見返しました。
が、またすぐ下を向いて、くんくん、歩いてゆきました。

ワタシは鼓動が早くなりました。
「どうしたらいいんだろう!…」
でも、今朝は職場で担当任務がどうしてもあり、
遅刻は許されない。。。

近くを雨の中でも、愛犬連れでお散歩をしている方々が
数名目視出来たので、
「どうかあの中のどなたかが、どこかに連絡をしてくれますように!」
勝手な他力本願ではあるけれど、ただひたすら、そう願って、
後ろ髪を思い切り引かれながら、自転車をこいで走り抜けました。。。



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その日は、1日、つらかった。。。

どうかどうかどうか、
あの犬が無事で、保護されていますようにと、
勤務しながら、ずっと願い続けました。

最近は、めったに見かけなくなったと思っていました。
”野良犬”と言われてしまうような、首輪のない迷い犬。
ワタシの子どもの頃は、悲しいほど、しばしば見ました。
ときに、子犬を連れた母子犬達だったり、
兄弟犬らしき数頭だったり。。。

京都市内で、こういう場合、どこに連絡をしたらよいのか。
どこか、レスキューの団体様などあるのか。
それとも、市の役所に何か、課があるのか。
今後調べて、携帯電話に連絡先をメモリ、しておこうと、
強く強くココロに誓いました。
※(どなたかご存知でしたら、ご一報頂けますと勉強になります。
  宜しくお願い致します)


ずぶ濡れでやせて見えたあの子。
目に焼きついて離れない。

二条城から、東に向かうと、堀川通りといって、
京都市内でも碁盤の目のひとつ。
主要道路に出くわします。
そこからは、どんどん、もう交通量が増える一方の道路だらけです。
どうか、無事でいて欲しいです。。。



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先日は、そこからほど近い場所で、野良猫も見ています。

烏丸御池という、これまた京都市内の大きな、
何車線もある大通りの場所でした。

街路樹の茂みから、1匹の猫が飛び出して来ました。
御池通りを南へ向かいたいようでした。

びゃっ!と茂みから飛び出してみては、
車が猛烈に行き交うので、身の危険を感じては、
ハッとまた茂みに戻ったりしていました。

「危ない!だめだめ!渡っちゃダメよ…!!!」

ワタシは、帰宅の自転車をブッ飛ばしていましたが、
自転車を止めて、その猫を見つめました。
「捕まえよう!」

そう思って、自転車をわきへ置き、
猫の茂みにそっと近寄りましたが、
野良猫なので、すぐさま身を潜めてしまい、どこへ移動したのか
姿を見失います。

「いた!あそこだ!」
そう思ったときには、ずいぶん離れた茂みに猫はいました。

猫はまた、その場所から、南へ大型幹線道路を、
渡ろうと、びゃっ!と飛び出しては、
車に恐れてまた茂みへ、をしていました。

ワタシがへたに近寄って、興奮でもさせて、
パニックにでもおこさせてしまったら、
後先なく、この道路へ飛び出してしまうかもしれない…
そう思って、猫の姿を追いかけることは、やめました。
何人かの人が、ワタシと同じように、不安げに猫を見つめていました。。。

その辺りには、飲食店があるので、
野良猫が結構住み着いています。
【猫にエサをあげないで!】看板も、数箇所あります。
でも、やはり猫は、住んでいるのです…

ワタシの出来ることは、
ただただその猫が、気が変わって「渡るのを断念してくれること」
それだけを祈りに祈りながら、
ココロを思い切り残しつつ、そっとその場をあとにしたのでした。。。



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大きな道路で、路上に何かの物体が落ちていると、
胸がキリキリして、心臓が一瞬のうちに、とび出そうになります。

「手袋でありますように…!」とか
「マフラーか何かでありますように…!」とか、祈りながら、
ワタシはその物体を確認しにゆきます。
そのまま素通りは、どうしても、恐ろしいけれども、出来ないのです。
そして「あぁ良かった!ゴミ袋だった!」などと、
心底ホッとして、安堵のため息と、笑みが出ます。

それでも、数年前、
「どうか子どもの靴かそういうのでありますように…!」と、
念じて見たそれは、
小さな小さな小さな、子猫でした。

どうして。
どうしてこんな大きな大きな道路を渡ろうとしたの…!
そんな、小さなカラダで、おまえ。。。
渡りきれる訳がないのに…

絶句して、見つめていると、数人人が寄って来られ、
その子猫のことは、近くのお店の方が
どうにかしておく、ということを言っておられました(感謝)

そういう不幸な生きざまをする、いきものを、
少しでも減らしたい。
そう、本当に思います。



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おまえは、どんな人生だったの。

おまえは、どんな暮らしをしていたの。
このつぎ、もし。
このつきに、もしも、この世に縁があって、
また生まれ来るときがあったら、
そのときはきっと、こんどこそ、幸せにおなり。
うんとうんとうんと、誰よりも、世界中でいちばん、幸せになれ!
その権利は、きっとある。
誰よりも、もっていい権利は、きっとある。
幸せになれ!
こんどこそ、幸せで、幸福の中に生きろ!

だから、きっとかならず、この世にまた生まれておいで。



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果報者の、ちま。
いつもいつもハッピーな、ちま。
至福に満たされている、ちま。

ちまが、そう思っていますように。

ちまが、どうあっても幸福でありますように。
ワタシとオットは、全身全霊、
全速力で、ちまに、そう、思いを向ける。

ちま。
幸せの中に、生き抜いて、
人生のその終わりの瞬間まで、幸せの中に、生きろ。

全力で、ワタシとオットは、
それを、まっとうさせてあげるから。
奮闘する。約束する。だから。ちま。
あらん限りの幸せに、生きろ。



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幸せの日々を、全世界のいきものへ。



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コメント

分かります。。。その気持ち

ルゥ様

きっと、そのワンちゃんは元気でいると信じます・・・。

私も通勤途中、交通量のある道に首輪はしていましたが、飼い主らしき人がいない

ワンが(痩せて老犬だった・・・)とぼとぼ歩いていて、 車は停められないし

どうしたらよいのか!? 警察に電話しました。住所を言い結果を携帯に入れておいて

くださいと・・・。見つかって引き取りがないならARKなどにつなぐ間は、自分が介入

するからとお願いして。 結局はそのワンちゃん見つからなかったのですが。心配で仕方

ない気持ちとか、分かります。 無責任な対応かもしれないですが、自分にできるところ

までと、、、割り切っていかないと・・・と自分に言い聞かせること・・・よくあります

・・・・

大きな道の物体を・・・私もいつもルゥさんと同じ気持ちでいます。

車に乗ることが多いので・・・悲しいことに遭遇すると・・・涙が止まりません。

ルゥさんの記事読んで、こころやさしい文に・・・救われた気持ちです。

Re: 暖かいお言葉、ありがとうございます

ゆきママ様、

お立ち寄り頂き、また、暖かいお言葉を
お寄せ下さり、ありがとうございます。

ゆきママ様もお辛いご経験をされているのですね。
警察に連絡。
勉強になりました。
ワタシも咄嗟に連絡出来るよう、メモリしておきます。
自分に出来ることを、考えながら。

小さないきものの世界からしてみれば、
この時勢のこの交通量の多さ、危険さ等は、
本当に脅威だと思います。
少しでも、それぞれの人生をまっとうして欲しいと思います。
野良であろうと、本物の野生であろうと。
すべてのいきものの幸せを願っています。
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