近くなるひと・遠くなるひと。

2014.12.09 23:14|日記
仕事の取引先の方ですが、諸々のことから、
少し、私的に親しくなる人って、あります。

ちょっとした仕事の会合等で、数度
食事の席をご一緒したりして、意気投合。
職場の近くで数度、コーヒーを飲んだりして。

そういう中のおひとりで。
ワタシより10歳くらい年上でしょうか、とある女性。

その方が、とある、かなり体格の良い超大型犬を飼っていると言われました。
わが家にもおりますおります、愛犬!・ちまという犬が☆!と、
お互いの携帯電話に収まる写真を、見せ合いっこ。
よそさまのお宅の犬でも、犬の写真を見ることは、
本当に楽しい☆

で、そこから。
愛犬との出会いエピソードや、日常の暮らしぶりを話しあううち。
ワタシの、意識が、何とも、遠くなってゆくことになったのでした。

「ずいぶん高齢犬になって来てねぇ。
今で10歳。
最近ずいぶん、足腰が弱くなったなぁって思うの。
うちの子、かなーり体が大柄やねんね。
だから、かかり付けの動物病院の先生と、
この子が”要介護”になったら、大変過ぎて面倒見られへんし、
そうなったときには【安楽死】やねって、話ししてるねん」と。

コーヒーが、いっぺんに冷めてしまった思いがしたこと、告白します。

「う…うーん…」とつぶやいて、以後、
ワタシはどうにも、次の言葉がうまく出なくて、
ふはははは…と愛犬話を、引き続き少々ごにょごにょして、
それではまたまたーと、しずしずとサヨウナラのご挨拶&退席、一目散。

愛犬の、安楽死の選択。

ときに、そういう選択案の浮上は、起こり得ることでしょう。
それは、大変難しく、ヘヴィで、悩ましい大問題だと思います。

でも、ただ。

でもただ、ワタシが今、言えることは、ただひとつ。
そういう思いや考え方が、
「なぜ愛犬が元気で生きている、今、今から前もって、
老犬介護になったときには、そうする、と決めているのか」という、違和感。
ただ、ただ。
ただ、ただ、いいとか悪いとかではなく。
それが、ワタシが、そういう考え方が好みかそうでないか。
それだけだ。

このひととの距離は、遠くなった。
そう、思いました。
ワタシは、単細胞なのでしょう。



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この方とお話をしていて、ふっと、
大昔のとある人のことを思い出していました。
ワタシが大学生のころのことです(←メソポタミア時代ほど、昔)

ワタシの姉の友人で、ものすごく愉快で朗らかで、
ワタシも両親も、大好きなひとがいました。
その人のお母さんも、とても楽しい方で、
訪問したときに、お母さんに会うことも、お楽しみのひとつでした。

その人のお家が、とあるペットショップから人気超小型犬を買い、
犬を飼い始めた、と聞いたので、
姉とワタシは、早々に仔犬に会いに、遊びに伺いました。

とっても可愛い子で、そのお宅でもすぐにアイドル!☆
姉もワタシも、しょっちゅう、その仔犬の話を聞いていました。
(余談:当時ルゥちゃんは、もはや地球上の女王のようになっていて、
ワタシはいちルゥちゃんの下僕。だったので、
その穢れなき仔犬は、ものすごく愛おしかった~笑)

そして、そんなこんなの1年後辺りのことでした。

姉が「あの子のこと、ペットショップに戻して来たんだって…」と言うのです。
始め、何のことか分からなかったのですが、姉によくよく話を聞くと、
最近になって、その仔犬が、やたら下痢をくり返したり、
嘔吐が止まらなかったり、していて、それが家族中で嫌になったそうでした。
「部屋が汚れるし、臭くなった。ペットショップから、
体の弱い犬を、騙されて押し付けられた」と。
そう、怒鳴り込んで、1年ほど前に購入した先のお店へ、
その子を”返品”してきた、というのです。

1年近くも家族として暮らして来て、
よくもまぁそんな行為が…と、家族中で絶句してしまいました。

姉は、当時、その人とかなり仲良しだったのですが、
それ以後、なんとなく距離を持つように、姉がなったように見えました。
ワタシも、両親も、姉の友達として、明るいその人を
たいへん贔屓にしていましたが、
その一件以後、家族で話題に上る人ではなくなりました。
また「イキモノに対して、そういう考えのある人だったことを、
見抜けなかった自分たち」に、
正直、落胆したことも、同時にある、悲しい思い出。
そのことを、思い出しました。

遠くなったひと。
わが実家全員、単細胞なのでした。



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ふと、あるとき、その大型犬・要介護安楽死話を、
とある友に話しました。

ら。

「どんな獣医師なんそれ?!
なんか、すごく勝手やな!
そんな飼い主に、いろんな手段をまず示すことも言わへんの?
そんな医者、一番信用でけへんな!(怒)」

と、ものすごく憤慨していました。

この友達は、ときどき、たいへんキッつーい物言いをするのですが(笑)
いつだって、言葉と態度は表裏一体で、真っ正直で、真っ直ぐ。
虚偽・虚飾・偽り、無し。

ずいぶん昔から、仲良くして貰っていますけれど、
こうして、ときどき、いまだに、どんっ!と、心の距離が、近くなる人です☆

テレビの向こうの人でも。
いい人だぁ~☆(ろうな)と思っていた人が、
意外な一面を見せられて、反転、急速ガッカリする人もいます。

とあるタレントさん。
犬好きとして知られる、その人が出る番組を、ワタシは、いつも、
ちまを視界のすみっこに収めつつ、楽しみに観ていました。

ら。
ある回のことでした。
ちょっとした場面で、大型犬の愛犬が慌てて動いてしまい、
そのタレントさんは、犬の動きに、バランスを崩し、ぐらり。
すると。
「バカバカ!危ないでしょ!」と、愛犬の頭を叩いたのです。

犬は、ぜんぜん悪くないのに。

そのときの犬は、ぜんぜん悪くなかったのです。
ただちょっと、驚いて動いただけなのです。
その一瞬から、ワタシはそのタレントさんへの愛は急降下の、ド・激減。

犬好きには違いないだろうけれども、
自分の感情ひとつで、もしかしたら、
犬への対応が変わる人なのかもしれない。
そう思って、勝手にですけれど、遠くになるひと、になったのでした。

本当に単細胞なのです、本当に、本当に。

正解とか、不正解とかではなく、
ただほんとうに、それが好みかそうでないか。
得手か不得手か。
そういうことだと思っています。



1104 (2)



自分勝手に、ですが、そのひととのこころの距離が、
近くなるひとと、遠くなるひとってある。
そのきっかけは、小さくても大きくても、どっちでも。

単細胞なワタシのそばには、
同じく単細胞の実家家族がいて、単細胞な親族だらけで。
それとそっくり!なオットが登場して、家族になって。
親しい友達は、だいたいワタシの単細胞と似ている気がします。
(友といえど、思い込みがあるかもしれませんが)

そんなことを、思い、つれづれに、書いてみました。
ひねもす。
ひねもす。
”のたりのたり”には、程遠い内容ですけれど。





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コメント

No title

私も動物に関しては超絶単細胞なので、
「動物を大事にする人=良い人・大好きな人」ですv-388

安楽死・・なんて・・
ゼッタイ考えられません。

私は、たとえどんな状態になったとしても
すずe-415のためなら、何だってした・・
すずe-415を抱いて、安らかにいかせてやりたかった・・。

今は、
「私が先に逝ってしまったら、こすずはどうなってしまうだろう・・」
と、そればかりが心配です。

誰かを嫌いになると自分もイヤになってしまうから、
距離を置くのが一番だと思いますv-410

No title

ワタシも単細胞ですよ~
街を歩いてるいかつーいおっちゃんでも
あくびに にこっ としてくれたり
ねーちゃん このこ さわっていいか?
ってきかれると はいはい お願いします
ってなって はたから見ると 
あのおばさん いかついおっさんとなにしてんの?
とみられようが にこにこしてしまいます
同じ感じで 毒舌俳優さんが今みたいに再ブレークされる前
ブログにあふれる愛犬に対する考え方を読んで
ファンになりました
反対に お上品なお行儀のよい奥様が
いややわぁ 犬なんか連れて 的な顔で見られると
あら残念 って思いますもの

しっかし その獣医さんも獣医さんですけど
鵜呑みにする飼い主さんもどうかと思うし
病気の子を返品するご家族も
ワタシは断捨離しますね

でも 子供のいないワタシが親戚と食事に行って
食べてる最中にすぐ隣で赤ちゃんのおむつ(おっきい方をしてた)を
交換された時は うへ~となりましたが
赤ちゃん経験者はみんな平然としてたのを見て
当時のワタシは汚いと思ってしまいました
犬と暮らしてからワタシ自身は変わった気がしますが

ヒトと犬はちがうんですかね


命ですのに。

Re: お立ち寄り下さりありがとうございます☆

すずママ様、

お立ち寄り下さり、ありがとうございます☆

なかなかハードでヘヴィな内容ですのに、
お言葉お寄せ下さりありがとうございました。

> 「動物を大事にする人=良い人・大好きな人」ですv-388

おぉ!まさに同じです同じです!
最近ではプロ野球選手の大谷くん(20歳!)が、その若さで
年俸1億円になった!と報道されていたのを、
気にもとめず眺めていましたが、
記者からの質問で「このお金で何が欲しいですか?」と聞いていて、
そんな、ほっといてあげなよ~どーでもいーじゃーんと思っていましたが、
「犬が飼いたいです。でも寮生活だから無理ですけど」と。
そう大谷選手が返事したのを見て、「いいこだなぁ!☆」と
いっぺんに大好きになりました(←単細胞パワー発揮)
来年から応援することに決めました(笑)

>今は「私が先に逝ってしまったら、
>こすずはどうなってしまうだろう・・」
>と、そればかりが心配です。

こちらも同じ!同感です。

友人から聞いた話なのですが、
最近高齢者のお宅で、病院生活になってしまわれたり、
もっと言えばお亡くなりになられてしまわれたあとの、
そのお宅の飼い犬の処遇が、相当深刻な問題になっているそうです。
お身内の方が、暖かく犬を引き取ってくれるばかりとは
世の中限らないのですね。
寂しいですが、これが今の現実なのでしょう。

ちなみに、子どものいないわが家。
ただ、幸いなことに?イキモノが大大大好きな姪がいるので、
ワタシがどうにかなったときには、頼むよ!と、
どうにかネジ込む予定で、下心満載で(笑)仲良くしております。
でも、とにかく。
愛するちま、がどうにか天寿を全うしてくれることを
見守ること。
それがワタシの使命!と思い、盛大この世に、
ちまより1日でも長く居座れるよう、頑張ります!
すずママ様も、ささ!ご一緒に頑張りましょう!☆
愛犬より1日でも長生き同盟!結成ですね!

Re: お立ち寄り下さりありがとうございます☆

さきこっこ様、

お立ち寄り下さりありがとうございます☆
ヘヴィでハードな内容ですけれど、
お言葉頂いて、感謝しております。

>ブログにあふれる愛犬に対する考え方を読んで
>ファンになりました

なりますなります、なりますよね~☆
ワタシは関根勉さんのことが、大大大好きになっています。
とある、わんにゃんのテレビ番組の司会をされているのですが、
犬と暮らしているお宅を毎回、紹介されているのですが、
そのときについ言葉にされるコメントに、ワタシもオットも、
いちいち、吹き出しながら、同感☆しているのです。
「歯みがきは2日に1回」と聞けば、関根さん
「うちは毎日やってるよ!」
部屋を見れば「犬が滑りやすそうな床だなぁ…」
「シコリを胸に見つけて、慌てて病院へ行ったら、
たんなる脂肪の塊だった~」
もー大好きです、関根さん☆

> 命ですのに。

本当に。おっしゃるとおりです。
犬の命も、命は命。
愛犬の天命が全うされるまで、大事に大切にしたいですよね!
お互い、愛犬よりたったの1日であっても、
長生き出来るよう、頑張りましょう!☆
愛犬より1日でも長生き目指せ・連盟、ここに設立ですね☆

No title

多分、ここにやってくる人たちはきっと単細胞グループに属する方々が多いのではないかと思いますよ(勝手にごめんなさい)笑

安楽死の話、私だったら未熟さ故その場を流せずに、おもいっきり顔にだしちゃったかもです^^;その選択肢がゼロとは言いませんが、ただそれはどうしようもない痛みや苦しみで手の施し様が無いとか、本当に極限状態での話であって、私にとってはそれでも踏み切れるかどうか自信も無いくらい避けたい選択肢です。
それを要介護だからって、そんなこと;;

返品(品にすら違和感 苦笑)だって、考えられないです。コトも我が家に迎えた翌日から変な咳が出だし、本犬も寝る事もまともに出来ないほどで、いくら食べても体重も増えず、病院に連れて行けば病気だらけで、一才の若さでヘルニアまで指摘されましたが、何件も病院をまわり、今はとっても元気です^^返す事なんて、微塵も考えたことがなかったのでその発想にびっくり、遺憾です。

今、実家のわんこが高齢で悪いところも多くなり、かなり不安定で、母は日々奮闘しています。私も週末等出来るだけ会いに行っていますが、弱っている姿を見るのは辛いですし、逃げ出したく気持ちも多少なり、わからなくもないです。だけどやっぱり大事な家族、実家ワンコよりも、コトよりも、長く生きてちゃんと側で最後まで一緒にいたいと思います。

近くなれる人が多い世の中になるといいなーって、個人的願望ではありますが 笑
自分達に出来る事、我らが愛犬達を最後まで大事に慈しむ事、今後もがんばりましょう☆




Re: お立ち寄り下さりありがとうございます☆

u-mi様、

お立ち寄り下さり、ありがとうございます☆
重苦しい内容ですのに、お言葉お寄せ下さり、
ありがとうございました。

イキモノの命への思いや距離感、考え方など
本当にひとそれぞれでしょうけれど、
どうあれ、どういうカタチであれ、
自分なりに『大切』にしたい。
そう思っています。

ワタシの母方祖母は、イキモノに対して、
興味も執着もないひとでしたけれども、
イキモノ馬鹿大王な(苦笑)息子(ワタシの伯父)が、
しょっちゅう捨て猫や捨て犬、迷いヤギ(苦笑)などを
引き取って来るので、いつもイキモノが祖母の近くにいました。

イキモノへ愛の溢れる、というひとではなかったのですが、
それでも「いったん縁あって家に来たのだから」と、
ごはんはすべて手作り。
野菜でも水にさらしてアク抜きなどしたり!
魚でも「喉に刺さると大変や」と、小骨をピンセットで
ぜんぶ抜いたり!すり鉢ですり潰したり!して、
イキモノの一生涯、そうやって、準備していました。
イキモノへの思いやる気持ちというのは、
いろんな表現方法があるのだなぁと、祖母で思ったことでした。

ちなみに、その祖母は、素っ気無い態度なのに、
なぜかイキモノに好かれるひとでした。
迷い犬でも迷い猫でも、縁日で貰った鶏でもアヒルでも、
なぜだか、愛想の無い祖母に、みんな着いて回っていました。
近くのスーパーに買出しにゆく祖母のあとを、
鶏とアヒルが着いてゆく。
その光景は愉快で、ご近所でも大好評でした(笑)

もの言えぬイキモノたちのもつ、それぞれの天命を、
まっとうさせたいですよね。
権力のようなチカラを持つ”ひと”としての、
それは愛と責任だと思っています。

お互い出来る限りの奮闘を、しましょう~!☆
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Author:ルゥ
京都のすみっこから、オットとマルプー・ちまとのんびり暮らす日常を気ままに綴ります。

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