ちま、(の飼い主)京都の雅に遊ぶ朝。

2013.02.08 15:37|日記
ちょっとした所用有って、出かけたおりに、
これまたちょっとしたご縁有って、伺いました、こちら
京都は下鴨にあります、『茶寮 宝泉』

いちどは絶対、伺いたかったこの茶寮。
聞きしに勝る美しさに、言葉を失いましたー!
素晴らしいの一言ですー

格調高き店構え。



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こちらは、茶寮のほど近くにある『下鴨 宝泉堂』という、
和菓子屋さんが本店です。
和菓子や小豆を用いたお菓子を製造・販売されています。
そちらがお持ちの、茶寮が、この『茶寮 宝泉』なのです。

完璧に清潔な玄関を上がらせて頂いて、茶席に向かいますと、
本当に「ほぉぅっ…☆!」と、感嘆のため息が出ました。

前庭はもちろんのこと、茶席までの空間も、
廊下もお部屋の畳も、何もかも、隅々のすみずみまでが、もぅ完全に美しい~

差し込む日差しまでもが、何もかも『美』



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こちらは北側のお庭です。

邸宅の敷地はかなりの大きさで、お部屋は数部屋あるので、
通されたお席次第で、鑑賞出来るお庭は、それぞれにまた美が違います。

その日は幸い、他にお客様も少ない時間に伺いましたので、
この写真も撮ることが出来ましたが、
込んでいるときには、当然ですが、多方面の撮影は困難です。
本当に幸運でした!☆

窓ガラスも、くもり一点なく、まるで透明。



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もともとは、とても高名な方のご自宅だったそうです。

個人邸宅とは思えぬ、こだわりのお庭を有して要らしたので、
そちらが手放される際に、希望条件として、
このお庭の美しさを理解出来る方に、ということが大前提にあったのだそうです。

そしてその思いは、立派に守られている!という今があるのです。
お庭の緑や木々は、どこを見渡してもきちんと整っていて、
凛とした、清潔で気品ある、美。
素晴らしいっ~~~!!!(←感嘆表現が、ゲスゲスですみませーん:汗)



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可憐な掛け軸。
表具も表装も、見事。

ふすまの”さん”なども、ものすごく華奢で繊細です。
これは京都様式なのだそうです。

って、ワタシにはとてもとても、ガサツでソコツ者ですから、
こんな健気な”さん”なんて、お掃除など出来ません!




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床の間には、きりりとしたお花が1輪。

こちらのオーナー様ご婦人に、お話をお聞き出来ることがあり、
貴重なこともいろいろお聞かせ頂くという、幸運にも恵まれました。

その際おっしゃっていたことが、また荘厳。
開店当時は、色々室内にも、和の様式にのっとって、
棚や家具なども置かれていたそうなのですが、
考えに考え抜いてゆかれて、要らないと思うものを吟味してゆかれた結果、
今のお部屋になったのだそうでした。

この茶寮の中には、どこにも曖昧さは無く、
ただただすっきりと、潔いまでに、簡素。
引き算の美学だと思います。
消去法は、実はとっても強い決断が必要な選択方法です。
なかなかそう出来るものではありません。



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そして当然ですが、茶寮なので、お菓子を頂きます。
この美しさを愛でながら、これまた素晴らしく麗しい和菓子を頂戴出来るのです!
このうえない至福☆

まず頂いたのは、お抹茶と季節限定の上生菓子のセット。
お抹茶碗も見事なら、お盆の漆もまた見事。
どこもかしこも、見事三昧なのですーきゃー!!!



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『雪餅』という名前のお菓子。

完全に、この寒い時期だけのものだそうです。
特別なお芋(自然薯みたいな粘り気のあるモノ)を混ぜ込んであるので、
ほのかにもちもちっとしていて、上品な漉し餡と絶妙!
いくつでも食べられます!

こちらの上生菓子は、本当に本当に、
毎朝職人さんが手で作る、本物の生菓子です。
最近では、有名店舗だと、機械を導入していたりするそうですが、
こちら宝泉では、徹頭徹尾、その日の朝の手作り、にこだわっておいでだそうです。



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そしてこちらが『茶寮 宝泉』を代表とする銘菓のひとつ、
『わらび餅』

わらび餅は、大好物なので、人生何度も食べて来ましたが、
こちらのわらび餅は、格段に差がありました!
今までのお餅はいったい何だったのーっ?!

ふるっふるの触感でありながら、華奢なお箸でしっか!と摘み上げられるその弾力!
のど越しはあくまで優しいながら、お口の中ではきちんと
そのモチモチ感を主張!
そして、ほのかな甘み、こはいかにーーー!
なんじゃこりゃーーー!!!(←大変古いのですが、故・松田優作氏風に絶叫でしたとも!)

お店の方のご案内により、一口目だけはそのままで召し上がって下さい、と。
二口目からは、お好みで添えられた黒蜜をかけて。
黒蜜はワタシ、ジョッキで飲みたいくらい好きなので(笑)
もちろんかけて頂きましたが、蜜かけても味わいは損なわれません~~~感動☆



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いやはや『茶寮 宝泉』
驚嘆すべき、京都の宝!な和菓子処です!

今までワタシの友達たちのクチからも、何度も聞いていました。
でも、下鴨エリアって、閑静な住宅地なため、ちょっと交通の不便な面もあり、
なかなか行くまでに腰が重かった。
ずいぶん前に、下鴨エリアで一人暮らしした経験はありますが、
とにかく離れてしまうと、下鴨辺りは、京都市内でも遠いところに。

でも、わざわざ人が向かう理由が、その日でいっぺんに分かりました。
それほどまでに、本当~に素晴らしい~お店なのでした。

あ~~~上等で上品で、清潔で清々しい雅の中に、遊んだ午前中だったのでした☆

ちなみに予約は不可。
伺う時間帯のねらい目は、とにかく平日の午前中、出来るだけ早いうち!

京都の朝のおめざに、こちらのお菓子とお抹茶。
最高の朝になること、間違いなしです!!!☆



で、美に酔いしれた気分で、お店をあとに、
ふうらりふらり下鴨エリアを歩きつつ、パチリ☆

寒くキンキンに冷えた日だったけれど、空の青さは格別でした。
葵橋の上から、北を眺めます。



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秋田犬でしょうか、大きなワンコものんびり、飼い主さんとお散歩。



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葵橋を西へ渡ってから、東の向きを、パチリ☆

って、あらっ。
どこへ行っても「北へ向かって東側」だとか
「△△通りの西側を南へ下がってすぐ」だとか、
とにもかくにも、東西南北を交えないと、話が説明出来ないのが、京都人。
ワタシは擬似京都人ですけれど(笑)



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この辺りが小説『鴨川ホルモー』の映画化で、撮影場所のひとつにもなった場所。
川の中州で、先っちょが三角形になってます。
京都有数ののんびりデートスポット…あるいは恋の出会いの場?!(笑)

トンビがひゅろろろろ鳴いて飛んでます。



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オットに頼まれていようがいまいが、行かないわけはありません。
出町柳付近にまで来たら、素通りなんてムリっ!
『出町 ふたば』

平日の朝でもこの具合。
早くも”完売”の品物もありました。
義父母も大好物なので、お二人用にはどっさり買い求めます。



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正直言って、こちらの豆餅を食べてしまったら、
よその豆餅は食べても「あ、おいしいね」で終わってしまうと思います。
こちらのは、食べたらお祭り騒ぎの「めっっちゃくっちゃに美味しいーーー!!!」になります。
小躍りがもうどうにも止まらなくなっちゃう、豆餅なのです。

最近さらに気に入ってしまったのが、黒豆入りのお餅。
(この写真の手前の方。お豆が相当ビッグサイズです)
黒豆の触感と塩加減と、こし餡の甘味が、もォ~~~サイコー☆
こちらは数に限りがあるようでした。
午前中のワタシが4つ求めて「ラスト1です~」と店員さんが叫んでたので。

太っても構わない!
そう断言出来るくらいに、この出町ふたばの豆餅は、危険な食べ物なのでした。



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京都の鴨川は、いつ来ても、きれいです。
どれほど眺めていても、飽きさせることがない川です。
流れる川面に、空も美しく反射して写っています。

春の頃も、真夏のバカ猛暑のときでも、
秋の寂しげな時期でも、真冬の猛烈なドン冷えの中ででも、
鴨川はいつだって、美しい。

京都っていいな。
改めてそう思った朝でした。



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