若者ちゃんたちよ、卒業おめでとう
「サブウェイみたいなサンドイッチが食べたいなぁ」と言ったので、
ふたりで思い出したのが、京都・立命館大学のキャンパス内にあるな、ということ。
(ミュージシャン”くるり”を輩出した音楽サークルが有名な大学です)
幸いお天気も回復して日差しもあるので、
今の間だー!と、ダダダッと自転車にまたがり走りました。
大学に着くと、そこは異世界。
今日は卒業式の日だった。
大学構内は式後直後だったようで、あちこち晴れ着を着た若者でいっぱい。
写真を撮り合っていたり、チアと吹奏楽のパフォーマンスがあったり、とても華やか。
お天気でよかったね~みなさん♪
と、思いながらオットとウーロウロ。
サブウェイが入っているキャフェのエリアはどこーどこーどこー
「学生こんだけいるんやから、ルゥ、誰かに聞いてー」とオット。
はいはいおまかせ、胡散臭ゲなオットが訊ねるよりも
少しはこましなアタクシが☆
もちろん訊ねるのは、きゃわゆい女子学生に限りますとも!
「すみません、サブウェイがある館はどこでしょうか」と
近くにかたまりでおしゃべりしていた、キラキラな女の子達に聞く。
卒業証書が入っているんだろう手提げとか、花束とかを持ちながら
鮮やかな色彩のお着物と袴が、とっても微笑ましい。
きちんとした口調で場所を丁寧に教えてくれた。
ああ…可愛い。。。
「どうもありがとう。そんであの、ご卒業、おめでとうございます」と
親戚のおばちゃんヨロシク付け加えたら、その女の子たちは、
満面の笑顔でにっこり。
「ありがとうございますぅ~♪」(←たまら~ん!)
「日本も今いろいろあるけど、若いチカラで頑張ってね!」と
ついついさらに付け加えてしまう、気分は完全に親戚オバもどき。
すると彼女達はみんなで声を揃えてこう言ってくれた。
「はいっ!頑張ります!」
ああ…泣く。
本当に可愛らしい。
お花畑みたいな彼女達の未来に幸多かれ☆
そしてサブウェイ。
小さいキャフェスペースだったので、結構混雑してました。
式に参列した学生たちはもちろん、保護者の方々もお茶、な感じで。
ちなみにワタシがオーダーしたのはこちら。
人気ナンバー1とあった『ローストチキンサンド』
ポテトとドリンクセットで、ウキウキ。
(オットはタンドリチキンサンドのセット。写真撮る間もなくパックリ食べてた)
オットは大学構内を歩きながら、何度か
「懐かしい感じやなぁー」と遠ぉーい目をしてつぶやいていた(苦笑)
オットが学んだ大学はこの立命館ではナイのだけれど、
何だか感じるトコロはあるようだった。
高度成長時代の、何となく勢いとか活気に溢れる日本では今ナイけれど、
若い皆さんが作ってゆくこれからの未来。
どうか、明るいものでありますように。
帰り道、大学側に沈丁花が咲いていた。
個性的な香りに誘われて、パチリ。
今年こそ、毎年思っている金木犀が咲き出す前に、季節を知ろう。
沈丁花の香りに、つられてココロを決める。
ご卒業、おめでとう。
知らない皆さんだけど、若者ちゃんたち、おめでとう。
頑張って、生きていって欲しい☆