良い医者というもの。

2017.04.23 06:27|受:ワタシ病気録
※ こちら、ちまと無関係の内容です。
  ご無用の方にはすみません。


片側顔面痙攣の、再手術を決意して数週間。

そして先日。
執刀担当医と、最終段階の面談。
入院予定日と手術予定日を決める段取りのために、
脳神経外科を再度受診をしました。

その病院は、全国でも一定評価のあることで、
結構上位に、名を連ねることのある、大病院。
脳神経外科も、相当な執刀実績を年間誇る。
執刀担当になる、お医者も、自信に満ちていました。
でも。
でもね。
アタシは聞きたかったんです。
医師側にしてみれば、くだらない質問かもしれないけど。
聞きたかったのよ。
いろいろと。


先生。
手術の前にお聞きしたいことがいくつかあるのですが。
医師 「どうぞ」

○再度の再発、ということはまたあるものなのでしょうか。
医師 「そんな。
    未来のことなんか、誰にも分かりません」

○いつか左側顔面も、起こりえるのでしょうか。
医師 「そんなことは、誰にも平等に起こるかもしれないものです。
    あなたにまた起きるかもしれませんし、
    でも私にだって可能性はあるのです。
    誰にも未来は分かりません」

○前回の手術の、施術法が前回はあーゆう感じで、かなり
イレギュラーな処置をされてしまった私ですが、
今度して頂く方式は、再発リスクの少ないとされている
”吊り上げ方式”など、なのでしょうか。
医師 「そういう予定です」

○リスキーだと言われる、テフロンクッションなどを
挟み込むなどは、なさらないということでしょうか。
医師 「そういう予定です」

「というかね」医師。
はい。
ワタシ。

「そんなことはあなたが考えなくてもよろしい。
こちらがすべて良いように全部やりますから。
こちらの判断に任せて下さい。
適時的確な処置をしますから」


手術の日程ですが、いつがよろしいか。医師。
○日以降は、一応仕事の予定は空けています。ワタシ。
じゃあ○日にしましょう。

の、○日があまりに直近だったから、
ワタシは正直動揺してしまって。
この日かこの日かこの辺りか、どれが良いか?
みたいな提案も、くれると思っていましたから。
ズバッとその日、が入院手術のいきなりとは、思わなかったから。
即答出来ず、えーっと、ですね、と答えたら。

「優柔不断は良くないですよ!
そういうの、まったくだめです!
前を向いて行きましょう、前を!」


「○日以降いつでも良いとあなたが言ったじゃないですか?
じゃあ○日で、と私はただそれに答えて言っただけですよ?
優柔不断はダメです!
それにね。
もうそんな、あれこれ考えたりする時間は、
今までにもう十分あったでしょう!
そんなことはもうとっくに終えていないと!
前を向いて行きましょう!前を!
前向きに行かないとダメですよ!」


先生。
先生はきっと、
すごく立派な人生を歩んで来ておられるんでしょうね。
子供のときからとっても優秀で。
立派な権威ある大学を出て、ビシッと順調に医学博士になって。
辣腕の腕前と、卓越した手術のセンスで、
医療界の上位へ登りつめている。

ワタシはたぶん、甘やかして欲しかったんだな。
今度こそ、ちゃんとした医者にかかって、
今度こそ、きちんと根治を目指す。
無念の再発をしているもんだから、その思いはいっそう大きい。
再発してるもんだから、いろんな不安も恐怖も、莫大に、大きい。

ワタシはそう。
優しく甘やかして欲しかったのよ。
大丈夫ですよ、と優秀な医者に、
なんなら、背中のひとつでも、撫でて欲しかったのよ。

大丈夫ですよ。
ご心配なさらずに。
私がきっと治してあげます。
再手術ということで、不安もいろいろおありでしょうが、
私が全力で執刀しますから。
安心して任せて下さい。

手術の方法は、このような方式で行く予定をしています。
何ならご家族の方にも、ご希望あればお話します。
この方式だと、こういうリスクが減ります。
また、逆にこういうリスクが生じることもあります。
でも、最善を尽くしますから、心配なさいませんよう。
一緒に、頑張りましょう。


幻想。
甘いファンタジー。

たぶん、こういう巨大病院では、難しいことなんだろうな。
それが一番、難しいことなんだろうなと、思います。
ワタシは、大勢の患者の中の一人に過ぎない。
ワン オブ ゼム。
ワタシがかの”宮崎駿”氏や”小泉今日子”氏だったら、
話も違っただろうなあ。
まあね。
それが率直な人情ってもんだ。
人間ってもんだと思います。

前の執刀医は、術方はダメダメだったし、
こうしてあえなく再発の憂き目にも遭わされてるから、
もう断固恨み節!(悔涙)なのだけれど、
思い返せば、このズルズルべったりした”感情”ところだけは、
じゅうぶん充実してたなあ、と(苦笑)

「あなたが納得行くまでお話、お聞きしますし、
どんなことにもお答えします」
から始まって、事実、延々面談してくれていました。
家族も次回呼んで交えて、と、
この片側顔面痙攣についての解説をしてくれたし、
執刀する施術方法もね、ずいぶん話してくれました。
ダメダメの術法だったけど!(怒&失笑)

良い医者って、どんなのをいうのかな。

オットに聞いてみました。
そしたら、ひとことこう言いました。

「治す医者」

そりゃそうだ(苦笑)

ワタシの、今度の再手術にあたり、の、
この執刀医の態度について、
オットは、ワタシがナーバスになり過ぎてるとも、言いました。
それほど凹まなきゃならんような物事は、医者は言ってないと思う、と。
どれもある意味、ふつうのことを言ってると思う、と。
ワタシが、諸々説明不足に感じることも、
オットに言わせたら、
素人が四の五の言わずにこっちに任せておきなさい。
悪いようにはしませんから、だけなんじゃないのか、と。
何もその医者が、冷酷無比とかなんて、思わない、と。
医者は、何も、不遜な態度も、していない。


ワタシは、甘えたかったのです。

こわくない、こわくない。
大丈夫ですよ。
安心して下さい。
ちゃんと治してあげますから。
心配しないで。



 0423iil (2)



知人のお父さんが、大変な病気になられた。
病気が重いので、有名な病院で診察をして貰った。
そのとき、担当医は、大きな手術を強く薦めて来たそうでした。
お父さんは家族と話し合いたいと、いったん保留に。
そして、再診したとき、
手術を回避する方法は無いものでしょうか、と尋ねてみた。
するとその医師はこう言ったといいます。

「私が最善策だと、こうして手術を勧めているんですから。
この案に同意出来ないなら、
よその病院に行って下さい。
私の選択肢は手術しか有り得ない」

お父さんは、別の病院へ行き、手術を回避したそうでした。
そこで出会った医者は、
手術をいきなりせずに、投薬と食事療法で様子をまず、と。
お父さんは良くもならず、でも、悪化することもなく、
現在、まあまあ普通に暮らしているそうです。
まあまあなんて素晴らしい。
そうワタシは思います。
知人もそう言っていました。
それが最高の医者かどうかは、分かりません。
ただ、知人お父さんや家族にとっては、
<良い医者>になっているということ。

ワタシの姉はカラダの中身の事情から、不妊治療で
長く、産婦人科へ通院していました。
小さいけれど、地元ではそこそこ健闘している婦人科病院。
でも、代表医師には、賛否あったそうでした。
「ズバズバし過ぎてる」
治療法に関して、通院者側から意見出来ないらしい。
「そんなんじゃ、子供なんていつまでたっても授からないよ!」
大きな声で、いつもそれらの声は、診察室の外にまで響き渡るのだそうです。
繊細さに欠ける。
思いやりが足りない。
医者側からは、強い声援の意味合いなんだろうけれど、
ときに辛い言葉になることが、往々にしてある医師だそうでした。
でも、姉は「サバサバしてて、私は嫌じゃなかったわ」
実際、姉は医師の指導と治療のもと、無事計画遂行出来(笑)
立派に2人の子どもを授かった。
だから、姉には<良い医者>

ちまが、ときどきお世話になる動物病院。
そこは、お薬をほとんど出されません。
こちら側が要望すれば、必要に応じてくれます。
オットやワタシは、お薬信奉が無い方なので、これでよし。
でも。
診察待合では、しばしば不平不満が聞こえます。
「これだけ犬がしんどそうにしてるのに。
薬ひとつも出やしない」
「おやつでも食べさせて様子見でって言うけど、
しんどいから、何も食べないって言ってるのに。
薬でどうにかって、なんでしてくれないんだろう」
さっぱりしてていい、と思う患者もあれば、
ツレ無過ぎて愛想なし、と感じる患者もある。

良い医者って、いったいどんなのなんだろう。


ワタシの場合は
この片側顔面痙攣を、
根治で治してくれたら<良いお医者>

「先生どうか、治してください。
この痙攣からワタシを解き放って。
それだけが、ワタシの、ただただひとつの願いなのです」


どれだけ医療が、医学が進歩したと言っても、
最後のところは、人力
その手術の手腕も。
施術や投薬などの選択のセンスも。
研究熱心さも。
そして、患者に寄り添う感情も、すべて、最後は人力だと思います。



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前を向いて行きましょう、前を。from 医者。

ワタシはいつも、ちょっと斜め前です。
真正面は苦手です。
ちょっと斜めが、いい感じなのです。
こんなへっぽこなニュアンス、
敏腕な医者には説明出来ない(失笑)

しかしまあ本当に、
体調がすこやかでないということは、
本当にあれこれヨロヨロになるものだなあと。
つくづく実感しています(苦笑)



なんにもない、ちま。
ありがとう☆

おおらかなオット。
ありがとう☆

ヨロヨロしても、ふたりのおかげで歩いてゆけます。
ほんとにどうも、ありがとう☆



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コメント

No title

 悩ましいですね。ルゥさんのお気持ちその通りだと思います。心が弱っている強い言葉で言われても、受け入れられませんものね。こちらの言葉(気持ち)を受け入れてくれた上での、強い言葉や励ましだったら、少しは心に響くかもしれませんが……。

 本当に良い医者ってなんなんでしょうね。難しいです。完治に導いてくれれば、その過程がどんなものであっても、いい医者になるんでしょうが。

 でもルゥさん、おっとさんのいう通り、間違ったことは言っていない医師に任せると決めた以上まな板の上の鯉の心境で(私が言う事ではないですが)身をゆだねてみてはどうでしょう。きっと自信満々な医師が治してくれます!そう信じて頑張ってください。毎日ブログをチェックしながら応援しています。フレー、フレールゥさん!!

Re: お立ち寄り下さりありがとうございます☆

凛ちゃんママ様、

お立ち寄り下さり、有難うございます☆

おっしゃる通り。
ワタシに必要なもの、それは『まな板の上の鯉』になること。
鯉化(苦笑)する覚悟なのです。
そして、ほんの少しのフィーリングのズレを、
ズレはズレとして、理解するということ。
そのズレは、たぶん、ほんとに大差ないんだろうなあと思います。
ペットボトルのキャップを、
ポンジュースに、ネスレのアイスコーヒーのをつけた位の差というか(苦笑)
メーカーが違うから、若干しまりも悪いけど、たいして問題ない、という感じ?
うまく言えませんが。

なかなか悩ましい気分もある、というふうではありながら、
ごはんは毎日毎食モリモリ食べ、
コーヒーを淹れておやつも食べてる。
ちまを、横目に収めながら、
くだらないTVショウを観ては、ガハハハ☆と大笑いをして。
お洗濯ものを干しながら、
ウィ~オ~ルリ~ビンナ イエロサブマリ~ン イエロサブマリ~ン♪
なんてのんきにときどき、鼻歌なんかもも歌っています。

それから、思い出したように「ハッ」
ワタシ、そういやちょっと凹んでるんだった…みたいな(苦笑)
まったくどないやねん!という具合が、真実です(苦笑)

お気遣い下さり、本当に有難うございます。
入院までに立派な鯉になるよう、頑張ります(笑)☆

Re: 鍵コメント様へ

鍵コメント様、

お立ち寄り下さり、有難うございます。
そして暖かいご声援も、有難うございます。

お気持ちをお寄せ頂いていることを胸に、
奮闘して参ります。
どうも本当に有難うございました!☆

Re: 鍵コメント様へ

鍵コメント様、

お立ち寄り下さり、
そして、暖かくも愉快なご声援をお寄せ下さり、
有難うございます!☆

言葉や態度って、ほんのちょっとしたことで、
印象が変わりますよね。
それがましてや、患者と医者のような状況だと、
いっそう過敏になるといいますか、敏感になるといいますか。。。

知人が言っていた驚愕の話ですが。
ある医者は、診察の最初から最後まで、
電子カルテにいろいろ記入するために、
パソコン画面に向かうばかりで、ただの1度も、
目の前にいる患者(知人)を見ずに診察をした医者がいたそうです。

<よい医者>って、なかなか出会うこと、難問ですね。
残念ですけど。
ただ、おっしゃって下さるように、
上手くいくと今回、信じて☆がんばります!
マイナス思考に引っ張られ過ぎないように気をつけます!

ご声援本当に感謝しています。
有難うございました☆!

Re: 鍵コメント様へ

鍵コメント様へ

お立ち寄り下さり有難うございます。
そして暖かいご声援も、有難うございます(感涙)☆

良い医者しかいない世界になって欲しいです。
テレビの『プロフェッショナルの流儀』ですとか、
『情熱大陸』などに出て来るお医者さんたちは、
獣医さんでも内科医でも小児科医でもみんな、
ええお医者様どすなあ~みたいな方々ばかりなんですけど(笑)

入院まで日が刻々と近づいて来ているので、
病院へ持って行く日用品などの準備を始めました。
鍵コメント様からの、暖かいお言葉は、
胸にぐっと大事大事に収めて持ってゆきます☆

頑張ってきます!
有難うございました☆

Re: お立ち寄り下さりありがとうございます☆

鍵コメント様、

お立ち寄り下さり、有難うございます。

暖かいご声援も本当にどうも有り難うございます。
ちまと、2週間、また離れることは
考えても仕方がないことなのですが、悲しいです(大泣)
早くふつうの暮らしに戻して、
ちまとのんきに過ごしたいなあと思っています。
頑張ります☆
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京都のすみっこから、オットとマルプー・ちまとのんびり暮らす日常を気ままに綴ります。

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