片側顔面痙攣・再手術します・2

2017.04.10 02:17|受:ワタシ病気録
結論から言いますと。
再手術はA病院で、と決めました。

決め手の大きなものとして、
開頭手術の年間執刀数の多さ、です。
片側顔面痙攣の執刀数ももちろん、
再手術の患者も多く引き受けていることも大きい。

前回の約4年近く前の、手術のとき。

ワタシなりにネット検索や、情報収集をした気でいましたが、
とにかく”家から近い病院で”が、最重要課題でした。
高齢になる両親のことを考えて。
そう先に記しましたが、
真実は、自分自身の不安払拭のために、だったと思います。


今まで入院した体験も一度としてない私。
不安でいっぱい。。。
さすがに親に添い寝を、とまでは思いませんでしたが、
それでも内実「しょっちゅうお見舞いに来てね」と願っていました。
実際、両親は日に3度4度と訪問してくれ、
用事の無いときには、ずっと付き添ってくれていました。

使用したタオルや下着、寝巻きも毎日交換。
洗濯をしてくれて清潔爽快なものだけを、日々準備してくれました。
母にいたっては、寝巻きまで毎度アイロンがけ!を!
「病院で入院していたら、
どうしてもくたびれて見えるから。
せめて寝巻きくらいはシャキッとしてなきゃ☆」

そう言って、毎回全部ピシーッとアイロンがかかっていました。
2週間、ワタシはまるでホテル暮らしをしたような。
有難いことに、そんな凄い入院生活を送ることが出来たのです。
感謝。
そして、今回は、反省。
そういう周辺のことより、医者選び。
これに集約せねば!と。

それで、受診先を、地元より大きな近県に求めました。

そして、今度は、自分ひとりで入院手術に挑もう。
そう決めています。

ちょっと話は脱線しますが。
ワタシには子どもがありません。
暖かく大いに甘やかしてくれる大好きな両親も、
いつか必ず川の向こう側へ行ってしまいます。
(考えたくないですけども!涙)
そして、オットも。
ワタシより年上なので、たぶんワタシより先にあちら側へ。
そうなったとき、ワタシはひとり切りです。

姉が1人いますが、
姉自身、会社人として、妻として母として超多忙。
姉の家庭、姉の暮らしがあるので、面倒をかけたくない。
どうしてもというときには、頼むこともありましょうが、
極力は考えない。
今回のこの入院手術は、
ワタシの人生にとって、非常に良い事前学習体験になる。
そう、思っています。


図書館で、病気等に関する本を数冊読みましたが、
そのいずれも、家族に大きな負担をかけていると思いました。

家族なのよ、負担だなんて水臭い。
そういう意見もアリでしょうけれども、ワタシは少し違う。
ある著者さんは、半年間、里のお母さんが、
病院のある都会へ越して来られて、看護されていました。
ある方は、妹氏が毎日付き添っておられたり。
とにかく家族全員が総出で、病人と関わっている。
これは、本当のところ、当事者も辛いんじゃないか。
そうワタシは思うのです。
迷惑かけちゃってホントごめんね、と、
常に心のどこかでお詫びしていると思うのです。
長引けば、どんどんそれは、重く深くなる気がする。
勿論、手助けしてくれる家族側にも、諸々負担が…
なので、ちょっと奮闘してみよう。
そう思っている次第なのです。

今ならまだまだ、いざというときには、親がいます。
しんどいのよ、どうあってもつらいのよ、と、
気楽に泣き事を言える、オットも、います。
だから、今なのではないか、と。
体験学習。
奮闘してみようと、思っています。


ほかにワタシが学んだことには。
”ネット情報でヒットして来ないものは、
重要視されていないものである”
ということ。

乱暴な言い方かもしれませんが、そう思いました。
その情報が正確かどうか、詳細をより調べることは必要です。
それでも、ネットにあがっていないものは、それ以前の問題で、
検知の位置にすらないものなのだと、思いました。
ワタシの前回の執刀医の手術法が、
どこにも何らヒットしなかったように。。。

クチコミ情報は、関係者のサクラ意見が往々にしてあったり、
操作されているものも沢山あるだろうと推察します。
でも、それでも、そこから自分で、より慎重に探れば良いのです。

きちんとした病院では、ホームページに
様々な情報公開を載せています。
手術方法や年間執刀数は勿論、
研究内容や発表成果。
研修の様子や、医師の経歴等多角的に載しています。
世にあるであろう情報という情報は、片っ端から調べ上げること。
そこから、実際診察受診をして、
医師へ聞く・質問する・相談する。
そして、判断する。

それからもうひとつ。
周囲の意見も、聞くこと。

悩んでいるとき、人はすべてが弱っています。
そんなときは、考えるチカラも同時に弱っている。
今回、諸々の話を姉に伝えたとき、
姉がこう言ったのです。

「あのとき、あのお医者、胡散臭い感じだなあって思ってた。
アメリカではってなにかと言うのも、どうもね。
ずいぶん自尊心があって、押しの強い医者だなあって思ったけど、
手術を受ける当事者(つまりワタシ)が、信頼してたからねえ。
外野は余計なこと言わないのがいいって思ってたのよ」と。
言っといてッ!!!(滝涙)

でも、そのとおり。
ワタシは当時、その医師のその”押しの強さ”こそが、
頼りがいのあるお医者様の証し、と感じていたのです。
どんな患者も、返事が曖昧で、
「さあどうでしょうか…」だとか「よく分からないです…」
なんて、弱々しい医者になんて掛かりたくないと思うでしょう。
自信に満ちた医者。
当時のワタシには、断然必要だったのです(遠い目…)

評論家の田原総一郎氏の、
お亡くなりになられた奥様が生前、闘病中、
<座るだけで治療になる座布団>なるものを、
100万円で購入していたそうです。
氏がどこかのインタビューで言われていました。
「そんな座布団に座るだけで、病気が治るはずなんかない。
でも当人はそれで治るかもしれないと思ってる。
それを、誰もどうこう言えない」 と。


同じあの医師に執刀して貰って、実際治ったという方がいます。
いるので、これはワタシの想像でしかありませんが、
その方は、もしかしたら施術方が、
ワタシと違ったのかもしれないな、と思います。
筋肉組織を削ぎとって挟む、ことをせず、
当時広く用いられていた、何かの素材を挟み込む方式。
それだったのかもな、なんてぼんやり思っています。
どうあれ、治られているのですから、良かった。
ワタシは無念でしたけど、それとの気持ちはまた別ですから。

今度の病院は大丈夫なのか。
今度の医者は、信用出来るものなのか。

それは、分かりません。
分からない、というのは語弊があるかもしれませんが。
今の段階で、考え得ることは、考えてみました。
片側顔面痙攣の手術に明るい専門医がいることや、
年間執刀数が国内でも有数、という現実において、
「その病院を除外する見解は、あり?」と。
そう思いました。

面談した医師からも、
「年間執刀数がすべてではありませんが、
患者さんにすれば、考えるひとつの目安には
なるかと思います」 そう言われました。



愛犬ちまと、2週間、また離れ離れになる。

これを思うと、本当に切なくて、泣けて来ます。
ものすごく、悲しい。
胸が詰まって、重たいです。
でも、2週間のあとには、
もうもう本当に2度との、離れないことを願っています。
ちまに、苦労をかけてしまいますけれど。
そう信じて。

それから、
思い出すだけで身の毛もよだつあの手術。
頭蓋骨に穴を開けるなんてこと、を
人生で2度もする人なんて、そうそういないでしょう。
悩みました。
でも、残りの数十年間あるであろう、
ワタシの人生において、
「あのときにやっぱり再手術に挑んでいれば
良かったのかもなあ…」
なんて、うじうじ思うことが少しでも「ありそう」
そう思うのだったら、決心しよう、と。

また治らないかもしれません。
でも、
もしかしたら、今度は治るかもしれません。
ギャンブルみたいです。
だけど。
治るかもしれない、という可能性がある、という手術は、
やっぱり、ワタシにとって希望の光だと、思っています。

今月下旬に、病院を再訪して、
執刀医の手術予定日と、ワタシの都合等を
すり合わせることになりました。

片側顔面痙攣で、悩んでおられる皆様。
かのように、
ワタシは再手術することを、決めました。

手術でなくても、どうにか対処してゆく術は、
あるだろうと思います。
あなた様にあった医師、病院に
お出会いなさいますように。
そして、何らかの形ででも、
ワタシのこのへっぴり腰な文字が、ちょこっとでも、
お役に立てば幸いだなあと思っております。

煩わしいこの痙攣を乗り越えて、
へこたれず奮闘して、いきましょう!

(って言いつつ、
へろへろのヨワヨワですけれど:涙笑)




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コメント

No title

ルゥさんの片側顔面痙攣は改善された思って安心していましたが、不具合を抱えたままだったのですね。
2年の間、ずーっと苦しみ続けたルゥ様のお気持ちを思うと涙が出ます。
これからの人生を考えて再手術の決意をなさったことは、正しいと思います。
医学は日々進化しています。
手術の症例も多くて信頼できる病院で再手術されたら、片側顔面痙攣は良くなると思います。
外科の手術は成功したら、明るい未来が待っています。
ご両親やご主人様に甘えないルゥ様も素晴らしいと感動しました。
元気になって親孝行とご主人孝行そして、ちまちゃん孝行をなさってください。
フレーフレー!!ルゥさん。
手術のご成功を祈っています。

Re: 暖かいお言葉、ありがとうございます☆

そら太朗ママ様、

ご無沙汰しております☆
お立ち寄り下さり、有難うございます。

1万人に1人いるかどうか、というこの症状に、
ワタシの暮らしは大きく左右されています。
たいへん腹立たしいことです。
でも、これも誰のものでもない、
ワタシの人生なので、
あきらめといいますか、
無念ですけれども、引き受けるといいますか(はぁ…ため息)
前向き、というきちんとしたものではない、
しょーがなくて斜め前向き、みたいな状態です(苦笑)
ヨロヨロのへろへろの、涙目ですが、
何とか奮闘してみようと思います。

ちまは、毎日すこやかです。
オットも、両親たちも、朗らかに暮らしてくれています。
まあこれだけでも、本当に幸福だわね。
そう思っています。

暖かいご声援、本当にどうも有難うございます☆!

Re: 鍵コメント様へ

鍵コメント様へ、

お立ち寄り下さり、有難うございます。
そして、穏やかで暖かいお気持ちのお言葉を、
たくさんお寄せ下さり、本当に有難うございます。
拝読しながら、うるうる、ぶわーっ(←涙が噴射している音)
ワタシの膝上で寝ている、ちまの背中へ
どどどわーっと降りかかるか、というほどに。

ご家族にもたいへんなご心配とご苦難がおありだったのですね。
なにかの症状や疾患があると、もう本当につらいですよね。
でも、何度でもその苦難の波を
乗り越えて来られているご家族を始め、
鍵コメント様のお話は、
たいへん心の支えになりました。
本当にどうも有難うございます!(感動)

おっしゃって下さるように、
病院や執刀医が変わることで、
よい状態になるかもしれない。
それに期待をしながら、何とか奮闘したいと思っています。

以前、乳がんでご苦労された方から、
「病気になったからといって、スネたらダメよ。
ひがんだらダメよ。
ひとと自分を比べたらダメだよ」と言われた言葉を
いつも胸の奥底に持つようにしています。
いろいろつらくなったとき、
おまじないのように、思い返しています。
人格形成出来ていないので、まだまだ
おまじない効果は薄いことばかり、ですが(汗)

でも、この片側顔面痙攣の発症での辛さで、
よその方のご病気とか、ご不調等に、
若いころよりずいぶん気持ちを寄り添わすことが
出来るようになったのではないか。
そう思っています。
なので、最低で最悪で大嫌いな疾患ではありますが、
ワタシの人生に、少しは良い影響も
与えてくれたかもしれません。
(いやもう、本当に大ッ嫌いなんですけども!号泣)
そして、このように、暖かい思いを
お寄せ頂けて。
いろんな感謝も、学び、得ることが出来ました。
(いやもう、本当に強がりみたいなものですけども!大涙)

本当にどうも有り難うございました。
グダグダのへっぽこですが、よろめきつつ、
奮起してゆきます!(やっぱりフラフラですけども!滝涙)

Re: 鍵コメント様へ

鍵コメント様へ、

お立ち寄り下さり、ありがとうございます☆
そして、多大なるご声援もお寄せ下さり、
本当に、有難うございます。
感謝の気持ちでいっぱいです(感涙)

もしも今回の再手術で、症状が消えたなら、
ワタシは新しい暮らしを手に入れるような気がします。
数年前の痙攣の無かったワタシに戻るだけ、
というよりも、です。

清々しくなったら、
両親にも親孝行します。
オットにももうちょっと優しく(笑)しよう。
電車に乗るとき、順番抜かしする人にも穏やかに、
どうぞお先に。
嫌だなあと思っている町内会も、
役員だって引き受けます(←たぶん)
それくらい、何さ☆と思える新しいワタシに
なれそうな気がしています。

大きな病院で、年間執刀数も国内でもかなり有数、
というところなので、信頼申し上げて。
奮闘しようと思います!
涙目で、及び腰ですけれど!(涙)

再三になりますが、暖かいご声援、
本当にどうも有難うございました☆!

Re: 鍵コメント様へ

鍵コメント様へ、

お立ち寄り下さり、有難うございます。
そして暖かいご声援のお言葉もお寄せ下さり、
感謝の気持ちでいっぱいです(感涙)☆

痙攣に煩わしく囚われていますが、
それでも、言ってしまえばコレは”ピクピク痙攣する”だけなので、
気に留めずにいれば、
ちまとワアワア遊んだり、いちゃいちゃしたりして(笑)
どわーっと毎日幸福に、過ごすことも出来ます。
テレビのお笑い番組を観て、お腹を抱えて大爆笑☆は、もちろん、
気楽な友達と食事に出かけたり、カフェでぐだぐだしたりもモチロン。
ただ、気分が痙攣に負けるときには、
ずずずーっと負に引きずられて、辛いなあ、なのです。
それが、嫌だなあ、と。
やっぱり、それがヤだなあと思って、この度再手術を決意した次第です。
正直申し上げますと、決意した今も、
気持ちはヨロヨロで、様々な恐怖と不安でふらふらです(失笑)
ただオットが。
「手術で根治出来るんだから、
何度でも治るまで、手術したらえーじゃん☆」と。
なんと能天気でトンマなことを言うのだ!と、
最初は呆れました。
が、だんだん「それもまあそうだよなあ」と思いが変わりました。
この症状は、適切な処置の手術さえすれば<完治する>。
これは、私にとって、大きな希望の光だよなあ、と。
ふ~らふら、のんきにモノを言うオットに、
ワタシはこんな風にして、いつも助けて貰っているんだなあ。
そういうことも、改めてまた思ったのでした。

ということで。
くっそー!やけくそじゃいー!で、
何度でも再手術に、治るまで挑戦です!!!(怖いけどーっ!)

それから、私自身最大に学んだことには、お医者選び。
記事にも書きましたが、自信に満ちた、言葉の大きなお医者に
前回、心酔していました。
が、もっとこちら側が冷静になること。
極力、客観的な事実やらデータやら情報やらを仕入れて、
総合的に判断するということ。

”病院選び&お医者探しジプシー”になるのは、
迷いが酷過くなり過ぎて困りましょうが、
それでも何人かの医師に面談することは、大事だなあと思いました。
かのように立派に失敗しているモノがおりますので、
どうか鍵コメント様のお暮らしに、お役立て下さい(泣笑)

ちまとまた2週間離れることは、
胸が張り裂けそうに切ないです(号泣)
でも、何とかそれを乗り越えて、
ちまと本当にのんきな日々を過ごしたいなあと思います。
私自身としては、
煩わしい痙攣のまったく無かった、
数年前の自分に戻りたい。
ちくしょーっ!
戻りたいんだー!
って戻るんだってばーっ!
などと、ひとり静かに内心大暴れしております(失笑)

暖かいご声援、本当にどうも有り難うございました!☆
奮闘します!
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京都のすみっこから、オットとマルプー・ちまとのんびり暮らす日常を気ままに綴ります。

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