ちま(の飼い主)お散歩で彼是思う。

2016.09.04 14:42|ちまのこと
自宅から自転車に乗って、
ちまのお散歩へ、と、よく行く公園があります。

公園は、大きな大きな団地群が真横にあります。

団地には、大きな大きな大きな木々が、
建物沿いにぐるり。
どわーっと、連綿と連なっているので、
一般公道には、ずーぅっと長く長く、木陰が出来ています。
なので、
夏のお散歩には、とってもありがたーい場所なのです☆



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団地の敷地内に、
それはそれはそれは、大きな大きな。
見上げるときには、首をうーんと上向けにしないと、
全貌が見えない、そんな大ーきなクヌギの木があります。

オットは少年のころ、その木でいつも、
クワガタやカブトムシを捕まえていたそうです。
今も、夏場はもちろん、昆虫探しをしています。
そうでない時期でも、
木の近くへ立ち寄っては、しばしば、
しみじみと樹木に触れながら見上げたり、眺めたりしています。

昆虫博士少年の、心のオアシスだった、クヌギ。
その思いは、今もなお、のクヌギの木。
それが、なんと、悲しいことに。
ふと見ると、張り紙が。

<伐採します>

このキノコが原因だそうでした。
まるで、パンケーキみたいな、美味しそうなキノコです。

このキノコがはえるのは、
樹木の内側が腐食をしているから、と説明にありました。



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ワタシの持っているカメラでは、
この大きな大きなクヌギの木の素敵を、
写し出すことは出来ません。
本当に、ものすごく大きな木です。

その張り紙を見て、オット、絶句。
「えーそんな…寂しい……………」

木を見上げていたら、うしろの方から、
「残念ですなあ」と声をかけられました。
初老の男性で、この方も自転車で来られていました。

この団地のこの場所は、木陰が立派なので、
しょっちゅう涼みに来ているのだ、とおっしゃっていました。

木と昔なじみは、オットとご同様なようで、
指をまあるくしながら、
「この木はねえ。
こーんな大きなどんぐり、ゴロゴロつけとったんですよ」
オットも「虫もたくさん、いましたよねえ」と言い、
ふたりして、それはそれはしんみりしていました。

「立派な木やけどねえ。もうアカンのかねえ…」と男性。

張り紙には、樹木診断士の見解により、とありましたから、
決定的なのでしょう。
<倒木の恐れあるため>と、記載されていました。

「ボクの子どものころからあるんですよ、この木」と、オット。
「そうでしょうなあ。もうどのくらいになるんでしょうなあ」と男性。

寂しくなりますね。
ええ本当に。

そんな言葉をオットと交わしたあと、
男性は、携帯灰皿を持って、
そのクヌギの木の真下にあるベンチに座り、
タバコに火をつけていました。

それではさよなら、とご挨拶をして立ち去って、
もう一度、振り返って見ると、
男性は、タバコをくゆらせながら、
じっとクヌギの木を見上げていました。
胸に去来するのは、何なのでしょう。
いろんな思い出がきっと、男性にもおありなはず。

ものすごく長い長い長い年月を、その場で生きたクヌギの木。

なんか、切ない朝でした。



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切ないことは、もうひとつ。

この団地近くの空き地に、
相当な数の野良猫が住んでいます。

すごい頭数を見たときもありますが、
なぜか今はほとんど見かけません。

こちら、ちま
↓ 「猫さんいねがー」
と、探しているところ。

うしろあしが、すっんごい、ピィーーーン!
猫さんリサーチの際、いつもそうなるんですけど。
なんででしょう?(苦笑)



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<猫にエサ禁止>

看板がありますが、しばしばそれでも、
隠れるようにして、猫にエサをあげている人を見かけます。
いろいろ思うことが交錯して、切ないです。

震える真冬の日なんかに、小さな子猫たちを見かけると、つらい。
うだるような炎天下の日々が続く真夏に、
おとな猫が伸び伸びにしなびている様子を見るのも、つらい。

どうにかならないものなのかしらん…

と、思っていたら、
場所はそこからは離れていますが、
ちまと、よくゆく公園のすみっこに、
”まち猫サポート”京都市、みたいな、看板が!

いやあ良かったあ!☆
ついにここのエリアにも、野良猫たちに援助の手がー!☆
良かったなあ!
小さな、えさ場、みたいなものが出来ていました。
(すっごい簡易な針金で囲っただけのものですけど)

でも。
うーん。
でもでもでも。

言ってしまいますけど。
えさ場の中に置かれている、ごはん容器は
スーパーとかコンビニとかで売っている、
どんぶりモノが入っていたであろう、ペラペラの発泡スチロールと、
お刺身でものっていたであろう、ソレ。
お水の容器にいたっては、
そのどんぶりのフタ、みたいな、ぺろぺろのプラスチック。
どれもこれも、欠けていたり、割れていたりしていました。

う。
うーん。。。

お水は、ずいぶん入れ替えられていないんだろうと分かるのは、
容器のそこに、水ゴケがはえていたことです。
このまだ酷い残暑。
せめて、新鮮なお水くらい飲ませてあげたいなあ。。。

と思い。
一般市民の許可なしの、出過ぎた行動はイカンだろう、と
善良なる京都市民なワタクシ!
市民税府民税もきちんと収めている(笑)ワタクシ!
勿論理解していますが、
その、割れたプラ容器を洗って、新鮮なお水に入れ替えて置き直すくらい、
容赦して貰おう!と思って。
同じ公園内にある(その猫えさ場から目の前)
手洗い場で、じゃーっ。(←飲料用の水場ではありません)
容器を洗って、水を入れ直して、戻して置きました。

水ゴケのはえた水なんて。
悲し過ぎる。
京都市のどういう部署が管轄されているのかしら。
電話番号の記載があったので、
一度電話して、聞いてみようかなあ。
もうちょっとちゃんとした食器、
野良猫たちに、使ってあげて貰えませんか、と申し上げたい。
なんなら、お皿の3つや4つ、差し上げます、と。

なんか、良かったなあと思う気持ちは本当ですけど、
なんか、もうちょい、サポートするなら手厚く、とも思いました。
行政だから、細かいケアまでは、いろいろ難しいのかなあ。。。



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木々にしても、セミにしても、野良猫にしても(←当然ですけど!)
ちま、という小さなイキモノと暮らすようになって、
ますますますます<生きているものたち>のことが、
気になるようになりました。

それは、ワタシの生活圏内100メートル。
そんな程度の狭い範囲かもしれませんけれど。
それでも、ちまのおかげで、
いろんな思いを寄せられるようになった気がします。

だから、毎日のお散歩の中ひとつでも、
考えたり、感じたり、知ったり出来ている。
そう、思っています。
<彼是思うこと>は、大切な気がします。

ちまの存在は、あらゆる意味で、大きい。



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