ちま、ぎゅっ☆として貰うこと

2015.11.02 15:37|ちまのこと
ご町内の奥さんで、
ちまのことを大好きでいて下さる方がいます。
そして、ちまも、その奥さんのことが大好き☆です。

ワタシの実家母より、少し上くらいでしょうか。
いつもお洒落で、とても素敵な、女性です。



1031nb (1)



お散歩をしていると、ときどき、すれ違います。

ワタシとちまで、歩いているときには「今日はご主人は?」と聞いて下さり、
オットがちまとだけで、歩いているなら「奥様は?」と。
オットとワタシとちまで、歩いているときには
「今日はおそろいで☆」と、微笑んで下さいます。



1031nb (2)



その方は、本当にいつも、すっきりとした装いをされています。
そこいらの、簡易・青空市場、みたいなものにでも、きちんと。
誰にも会わないだろうから、いいや~と、
寝起きボハボハ頭に帽子だけかぶって、出かけるワタシと大違い!(汗)
お目にかかると、ハッと気づかされます。
ド近所でも身だしなみは、大事と(反省)

でも、一番、ハッといいますか、おぉお!といいますか。
そうとにかく、感銘を受けることは。

どんなに美しい装いをされていても、
「ちまちゃん~!」と、
ちまのことを、ぎゅっ☆と抱きしめて下さること、です。

それは、ちまが、雨の中のお散歩途中で出会い、
ズクズクに濡れていても、なのです。



1031nb (3)



あるとき、その奥さんと、バス停ですれ違いになりました。
それは雨上がりのころで、ちまの足元も毛並みも、ドロドロでした。

「これはいかん!気をつけねば!」と、
ちまのリードを握るワタシの手も、緊張です(キリッ!)
ところが、奥さん。
「あらぁ!ちまちゃ~ん!」で、ぎゅっ☆

「いいね~良かったね~お散歩やったの~!」で、
雨に濡れてグダグダのちまのことを、ぎゅーっ!

あぁ…お召し物がグズドロに!(汗)

でも、その場面は、
本当に、ちまのことを、好いて下さっているのだなあと、
本当に、感動した瞬間でした。
と、同時に奥さんは、
本当に、毛皮のいきものを好いてらっしゃるのだなあ、と
完全に知った瞬間でもありました。



1031nb (4)



その奥さんのお宅には、13年前、
大きくて美しい、白のペルシャ猫さんがいました。
町内を、悠然と歩く優美な姿を、ワタシも日々見ていました。

なぜ13年前か、といいますと、
ワタシがオットと今暮らす家へ、越して来たときだから、です。
そして、ペルシャ猫さんは、その年に、お空へ旅立ちました。
なので、よくよく覚えているのです。
享年19歳、だったそうでした(ご立派!感涙)

「猫、死んでしもたの。
もうもう悲しくて悲しくて悲しくて」

最近猫さんを見かけなくなったな。
そう思っていたときにお会いして、そう、お話下さって。
微笑みながら、ポロポロと、涙をこぼされていたことを、
忘れることが出来ません。

猫さんは、奥さんと同じく、いつも壮麗でした。
毛並みもツヤツヤ、毛量もモッフモフ☆
大事に慈しまれていたことが、よくよく分かる、猫さんでした。

そして、そこの奥には、もうひとつ暖かいお話がありました。

その猫さんは、10年前に、ふいうちのご病気で亡くなられたご主人が、
お友達から貰って来た、子猫だったそうなのでした。
「主人の、形見みたいな猫やったんです」

ある日、ひょっこり、子猫を抱いて、戻られたのだそうです。
ご主人は、終生溺愛されていたそうでした。

「身内がいうのもなんですけれども、
ものすご優しい人でした、主人。
あんな優しい人はいてないゆうくらい、優しい人でした。
人にも優しいけど、もう、動物にもものすご優しくて。
猫のことかて、そりゃもう、ものすご大事にしていましてねえ。
猫も、主人のことが、大好きやったんです。

だから、猫が死んでしまったとき、
本当に、悲し過ぎて。
何年もたったのに、今でも、
思い出すと、悲しくて胸が苦しなりますわあ」



1031nb (5)



ちまをわが家に迎えて、お散歩へゆき始めたころから、
ちまと奥さんのお付き合いは、始まりました。

小さい小さいパピパピのころの、
体重1.7キロの小粒っこちま、から、
どっかーん!と成長して、4.8キロの、ちま現在まで。
お散歩で会うと、必ず、奥さんは、ちまを、ぎゅっ☆
ときに、ぐっと抱きかかえて、抱き上げて、ぎゅっ☆

そして、こう言われるのです。
必ず。
ちまの、顔をすりすりっとされながら。
ちまの、首すじに、むぐむぐっと頬をうずめられながら。

「この感触が、本当に、懐かしい」と。


切ない(涙)☆。。。


奥さんは、どれだけココロで熱望していても、
もう、毛皮のいきものとは、暮らしの縁を結ばないそうです。
ワタシの実家母と同じことを、おっしゃっていました。
自分がもう、この先どれだけ元気で過ごせるか、分からないから、と。

奥さんは、お子さん(オットと同い年)が1人おいでだけれど、
家族と横浜で暮らしておられ、ご多忙につき、
滅多に京都には戻られないそうです。

「だから、独居老人ですわね。
友達には、新聞だけはとるの、止めたらあかんえ、ゆわれてますの。
ポストに新聞が何部も溜まっていたら、
新聞屋さんか、町内の人か、きっと誰かに妙やなあって
思って貰えるからって。
ひとりで倒れて白骨までには、きっとならへんから、ゆうて(笑)」

美しいいでたちだけでなく、朗らかなでもある、
やっぱり素敵な方なのでした。



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ワタシは、いきもの好きですけれど、
たぶん、奥さんより、好きレベルは下だな。
そう思います。

だって、お出かけ着が濡れるのも困るし、
汚れるのは、イヤです。
ちまの、ドロ・肉球の跡が、バン!とついたズボン、
ぜったいイヤです、出かけたくなくなります(笑)
でも、奥さんは、いっこうに気になさらない。
毛がズクズクだろうと、
シャンプー前で臭かろうと、
「毛皮のいきものって、そういうもの」
そんなふうに、全部、おおらかに受け止めてらっしゃる気がします。

上等のひと。

そう、思う方なのでした。



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毎週1度、必ず朝、とある場所に配達へ来る”生協”へ、
奥さんは出ていらっしゃいます。
町内ではなく、2つ3つ先の町です。

お友達と一緒に、その場所で何十年来
生協に参加しているとのこと。
「歳とって、面倒なんですけど、まあ、お散歩がてら。
顔見せへんと、お互い心配になりますしね」という
良い感じのお付き合いで、お買い物されていることを、知っています。

なので、その日は、なんとなく、
ちまのお散歩は、そちらへゆく感じがします。
なんとなく、オットが向かうのです。
特別、断言はしていませんけれども。
「奥さん、いはるかな」と、
オットは、にこにこしながら、言っています。

オットは、ちまのことを、大事にしています。
ものすごく
ちまのことを、大事にしてくれるひとのことも、
大事にしています。
これも、ものすごく(笑)

でも、たしかに。
ちまのことを好いてくれるひとと、
ちまがごきげんで、触れ合っている姿を見ることは、
身内としては、至福

奥さんも、どうぞいつまでも、すこやかで。
ちまも、どうか少しでも長く、ごきげんで☆


奥さんのご主人と、猫さんは、
きっと天空でまた、いちゃいちゃされていることでしょう。
こっちでは、奥さん、ちまと浮気されてますヨ~と、ここに☆



1031nb (6)



ぎゅっ☆とすることは、ほんとに、大事なことなんだろうな。
いろんな意味で、そう、思います。





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