2017.06.09 17:16|受:ワタシ病気録
2度目の、
今回の片側顔面痙攣での再手術入院は、
ひとりで、した。
2週間分程度の荷物を、バッグに入れて、
ひとりで、向かった。
(ちなみに、退院もひとりで済ませた)

この症状の幸いなことをあげるとすれば、
生命に危険をおよぼす病ではないということ。
だから、家族に付き添って貰わないと、どうにも、
ということがない。
だから、ひとりで、向かった。


手術する日まで、2日間。
事前検査入院をした。

体重測定や採血。
再度のCT撮影があったり、麻酔科の医師との面談があったり。
術後すぐに入室する、集中治療室への案内があったり。
もちろん、執刀医との面談もあったり。
(手術について、再度の、いっそう詳細説明があった。
画像を用いて、1時間近くは話をしてくれた)

看護師から呼び出されることに、
確定した時間がないから、部屋で真面目に待機していた。

病院内にある簡易スタンドや、コンビニなんぞで、
ジュースでも買って来て、飲んでてもいっこうに構わないけど、
浮かれた気持ちがまったくないから(あたりまえ)
慣れない病室でも、じっとしていられた。

家族が。
特に、母が、ずいぶん気にしているだろうな。。。
入院した部屋から、窓の外を眺めながら、
しょっちゅう、そう思って過ごした。


今回入院した先は、家からほど遠い場所にあった。

大失敗をした地元の、家からごく近くにあった病院は、
ハナッから眼中に無かった。
近県にある巨大な病院を、選んだ。
もうじゅうぶん高齢者になっている親には、
あたしのことで面倒をかけたくない。
そう本当に強く、そう、思って決意をして、
この遠方の病院を選んだ。

けど。

母は、
自分の都合の許す限り、見舞いに来てくれた。
大丈夫だからもういいよ、ほんとよ、と言っても、
母はにこにこしながら、
家にいても心配だから、と言って、来てくれた。
顔を見ているだけでほっとするから、と来てくれた。

あたしが入院していた時期は、
季節はずれに異常な暑さで、
具合はどう、来たよ、と、
微笑みながら病室に現れる母のほっぺたは、
いつだって、真っ赤だった。
面目なくて、心底、切なかった。


何にもない田舎からバスにゆられ、
人でぎゅうぎゅう詰めの電車に乗りかえて。
母は腰が悪いのだけど、車内は混雑しかないから
きっとずっと、座れずにいたと思う。
それでも。
大都会の大きな雑踏にまぎれて、
母はあたしに会いに来てくれていた。
人ごみが苦手で、信じられないほど方向音痴で、
地図を書いて渡しても、
それを玄関に忘れて出たりする、母。


白い日傘をさし、
おでこの汗をぬぐいぬぐいながら、
1度では渡り切れないような、巨大な交差点を
急ぎ足で歩いている母の姿を、思いながら、泣いた。
母に、大都会の誰も、肩や背中にあたりませんように。
母が、信号がかわると慌てて、転んだりしませんように。

申し訳なさと、有難さに、泣いた。


母へのこの感謝の思いは、一生続く。
ずっと、あたしは、持ち続けてゆく。


入院した部屋からの、眺め。
一晩中だって、この景色。
明かりが消えることがない。
大都会の姿は、いろんな意味で、
あたしを感傷的にさせた。




DSC06092mm (2)


余談。

父も見舞いに何度か来てくれたけど、
「おれが行っても用がないよなあ~」ということと、
リタイア後から始めた、無農薬自家農園での
野菜栽培と、
同じくリタイア後から頼まれまくっている、
自治会やらなんとか後援会やらの役員業務に、
日々勤しみ倒している、父。

父のこののんきさが、
また、あたしにとって、良かった。
これも、また、ある意味、感謝。

そして、もちろんろんろん!
オットにも感謝を。
ちまのことを、本当によくよく分かっているオット。
心配ごとは何も無かった。
このことに、本当に感謝☆





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京都のすみっこから、オットとマルプー・ちまとのんびり暮らす日常を気ままに綴ります。

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