2013.04.12 01:17|ちまのこと
ちまが、てんかんの発作を起こしたかもしれません。


※以下記録をかねて、克明に記しますので、長文です。
 かつ、 少々気重になられるかも、ですので、ご容赦下さい。


働いて帰宅すると、いつもなら玄関で待っていてくれる、ちまがいませんでした。

「あ。また爆睡中だな~ちまったらぁ~☆」と、思って
ニヤニヤしながら、部屋に入りました。
ときどき、ちまは、ワタシの帰宅に気づかないほど、
深い眠りについていることがあります。
なので、てっきりそれだと思っていました。

が、ニヤニヤしたお笑い感情は、吹っ飛びました。

ちまが、今までしたことも出したこともないような、
そしてワタシも今まで聞いたことのないような、
耳をつんざくような高音で「キャインキャインキャイン!!!」と、
大声で鳴きながら、
ワタシに向かってのろのろ、歩いて来たのでした。。。

「ちま、どうしたの!?」


大慌てで、荷物を放り出し、抱っこして!とすがってくる、ちまを抱きしめ、
「大丈夫大丈夫、大丈夫、もう大丈夫だよ、ちまちゃん!大丈夫よ!」と、
鳴き騒ぐちまを、抱きしめました。

ちまは、数分高音でキャインキャイン鳴き続け、
体は小さくカタカタ震えていました。
体は突っ張るような緊張などでの硬さ、などは特にありませんでした。

はじめはどこか、内臓…腸ねん転とか胃痛とか、
そういうことか!?と思いましたが、
次第に脳裏によぎる言葉が変わりました。

『てんかん』かもしれない。。。

数分のその、キャンキャン鳴くことは治まったのち、
頭部と首の辺りまでが、ピクッ!ピクッ!ピクッ!ピクッ!と、
電流が走って筋肉が勝手にピクつくかのように、
しばらく定期的に、ピクついていました。

それも数分して治まった頃には、
ちまは、ワタシが抱っこをしたまま、名前を呼びかけても、
ぽーっとした(疲労困憊したかのように)状態で、
ぼんやり空を見つめるばかりで、ワタシの方を向いてはくれませんでした。

『これは普通ではない!』

そう思って、ちまを抱いたまま体を動かして、
どうにかバッグの中から携帯電話を取り出し、勤務中のオットに電話をかけました。

「どうしたん?!ちまがどうしたって?!」
電話の向こうでオットも動揺していました。
そのとき、ワタシが体をずらした際、ちまがまた高音で鳴きました。
そんな鳴き声は、オットも聞いたことが無かったので、
瞬時にオットにも、ただ事では、とにかくただ事では無いということが
明確に伝わったのでした。

「何とかして早く帰るから!」
そう言って、オットは電話を切り、
仕事を無理やり切り上げて、速攻で帰宅してくれました。
その間、ワタシはずっと1時間近く、ちまを抱きしめ続けました。
「大丈夫よ、ちまちゃん、大丈夫。大丈夫。大丈夫だからね」と、
体をそっと抱っこして、つぶやくように応援し続けていました。

動物病院は、夜8時まで診察しているので、間に合いました。
キャリーには入れず、オットがちまを抱っこして、連れて行きました。
(歩いてほんの数分の場所に、病院があることの幸運には、
いつだって感謝の気持ちです)

ちまは、ずいぶん落ち着きを取り戻していましたが、
それでも、いつものちまではありません。
びっくりするくらいおとなしく、びっくりするくらい静かな、ちま。
オットのそんな不意打ちの帰宅にも、
ものすごく嬉しかったはずだのに、体の表現が付いてゆかない…という様子で、
お迎え喜びのパフォーマンスは、このうえなく静かで静かで。
かつ、1,2度また高音で「キャイン!」と鳴いてもいました。
それは、ワタシの想像するには、
激痛のような頭痛が走り、その経験したことのない痛さと、
その不安から来る叫びでの「キャイン!!!」ではないか、と。

ワタシが帰宅をして、姿を見て、
ちまは、本当にホッとしたと思います。

ちまは、その当日の朝まで、いたって普通でした。

夜もよく寝て、朝起きても、普通。
ちょっと遊んで、ワタシは出勤。
その後オットがお散歩にゆき、うん&ちー。
帰宅後もきちんとごはんを食べて、お昼寝に突入。
それからオットは出勤です。

そして、数時間後には、近所に住まう、義父母の登場。

毎日、近くに住まう義父母が、ちまの様子を見に、
わが家へ来てくれています。
が、あとから聞くと、その日は、義父が見に来てくれたとき、
ちまが出迎えも無いほどに、居間で寝ていたそうでした。
ときに、数時間はちまと一緒に過ごしてくれる義父母ですが、
義父は「あんまりよく寝てるから、そっとして」
帰宅をしたそうでした。

きっと、ちま、よほどしんどかったのでしょう。
(可哀想に…)


動物病院は、いつものように、大変込んでいました。

皆さんいろんなご事情で来院されているでしょうけれど、
今日は、今日だけは、どうか皆さん早く診察を終えて下さい。。。
そう心の底から願っていました。

受付で「今日はどうされましたか」と質問を受けて、
今までの、ちまの症状を伝えました。
看護師さんは、それらをメモして、ちまのカルテへ貼り付けて、
先生のもとへ提出されます。

なので、先生に「ちまちゃん、どうぞお入り下さい」と
お声かけ頂いたときには、
なぜワタシたちが、ちまを連れて来ているのか、は、ご存知です。


早く、先生、早くちまを診て下さい!!!

そう思いながら、診察室へ駆け込むと同時に、
先生がにっこりなさったまま、こうワタシに言われました。

「どうされました。眉間にシワ、入ってますよ。しかも深く(笑)」と。


先生。

どうもありがとう。

先生のそのお笑いコメントの、そのひとことで、
ワタシの緊迫して、張り詰め切っていた心は、落ち着きました。

ちまの症状を、ご存知ながら、この先生からの、穏やかな空気。
どれだけワタシが、ほっとしたことでしょう。。。


先生は、ちまを診察台の上で撫でながら、
こうおっしゃいました。

「てんかん、かもしれませんし、そうではないかもしれません」と。

ちまはその頃には、体の勝手にピクつくような様子も消えていましたし、
高音で鳴くことも、もちろん無く、落ち着いた、
普通に病院の診察台に怯える、ちま、になっていました。


一度こういう症状になったからといって、
てんかん、だとは診断は下せない。
ただ、これがはじまりかもしれないし、でもそうでもないかもしれない。
こういうことが、もしかしたら今後頻繁に続くかもしれないし、
これ切りかもしれない。

「なので、しばらく様子をみる。
それで、もし、今回のようなことが続くようなら、
次のことをどうするか、考えましょう」と、先生は優しくおっしゃいました。

先生の紹介出来る範囲に、動物でMRIを撮影出来る施設が出来たそうで、
ちまにもしも、症状が出るようならば、
そちらに精密検査にゆけるよう、先生から手配をして下さるそうでした。
そこには、てんかん症状に明るいドクターがいるので、
その先生に診察して貰ってから、てんかんかどうか判断しましょう、とのことでした。

「犬というイキモノは、もともと、てんかん症状は多い生き物です。
猫は比較的少ないですけれど。
てんかんのお薬は、飲ませ続けると肝臓に障害を起こすかもしれないので、
まだ若いちまちゃんには、投薬を始めるのはやめておいて」


「投薬を始めて、落ち着いて来たから、飼い主さんがやめてみたいと言われて、
お薬を止めて半年しても大丈夫、というワンちゃんもいます。
ただ、頻発して発作がおこる”重積”になると、
心配なことになりますけれども」と、先生。

重積…発作がある程度の長さ以上続くか、短い発作でも
何度も起きて、その間の意識の回復がないもの。。。
想像するだけで、切ないです。。。

そして、こうもおっしゃいました。

「てんかんを持つワンちゃんでも、穏やかに暮らしてる子が多いです。
発作が出るのが、1ヶ月に1度かもしれないし
半年に1度程度かもしれないし。
とにかく、しばらく様子をみることにしましょう」


とにかく、しばらく様子をみることにしましょう。


先生には、全幅の信頼を持っています。
なので、先生がちまの病状を判断し、なんらかの病名がついて、
ちまが治療を開始することになったとしても、
先生のご指示の通りに、しようと思います。

それがきっと、ちまの最善で最大の安定だと思うから。


その夜、ちまは引き続き、ずっとずっとおとなしくて、
大好きなお散歩の要求もなし。
ごはんも食べることなく、
ずっとうたたねのようにして、寝ていました。

先生によると、どうあれ発作はものすごく体力を使うそうです。
なので、疲労困憊ということでしょう。
それと同時に、こんな体験に、
ちま自身恐れ、怯え、怖かったことでしょうから。
それはもぅへとへとになったと思います。
(可哀想に…)


思い起こせば、去年の夏。
ちまがお昼寝の最中、体を思い切りガクガクさせたことを思い出しました。
(先生にもお伝えしました)
もしかしたら、それも、何かの発作だったのかもしれません。
もしかしたら、それは無関係かもしれません。
でも、何もナイ子とは、違う。
そんな気がします。

お耳のカイカイで何度か通院をして、
股関節?の不具合な様子で、これまた何度か通院をして。
いくたびか、ちまは、不安定なことがおきていました。

そのたびに、オットは「これも、すべて、ちま」と言っていました。

気持ちの弱いワタシは、いつも「どうして、ちまが」と思ってしまいます。
卑屈だとも言えます。
ひがみっぽいと言ってもいいかもしれないです。
ちまには、いつだって健康的で、元気ハツラツとして、
どこまでも健やかで、すくすくとしていて欲しい。
ワタシはちまに関しては、心持が偏狭すぎるかもしれません。。。

てんかんかもしれません。
でも、違うかもしれません。
明日また発作が起こるかもしれませんし、
1年先でも起きないかもしれません。
それは誰にも、分からないことです。
発作の起きた原因も、誰にも分からないことで、
どうして起きるのか、自体、誰にも分からないことで。

考えてみれば、逆に「何もなく過ごすことが出来ること」だって、
その理由は、誰にも分からないこと、なのですよね。
幸福についてや、平穏についてなどには、
そこに理由や原因など、誰も求めないだけで。


ちまのことが、ものすごくものすごくものすごく気がかりですけれど、
明日も明後日もその次の日も、次の日だって、
オットも仕事で出勤しますし、ワタシだって外出せねばなりません。
義父母たちが、ちまの様子を見に来てくれることだけが、
気持ちの救いです。
(高齢者で、かつ犬の扱いには不慣れですけれど)


さまざまな局面に対応出来るように、
出来るだけ情報を集めて、気持ちの準備も整えたいと思います。

稚拙なへっぽこブログではございますが、
何かご存知なことなどお持ちな方がおいででしたら、
コメントなど頂戴出来ましたら幸いです。
宜しくお願い申し上げます。


ちなみに翌朝、2度、遊びながらキャインと鳴きました。
遊んでいる最中で、その様子は、いたって普通。
なので、ワタシの勝手な解釈ですが、
激痛の頭痛のようなものが、ちまに走り、鳴いた。
そんな風に解釈しました。

ちまは、朝のお散歩も「いきたい」と言い、
ごはんも食べ、うん&ちーも、お昼寝も、遊ぶことも、
何もかも、いつものふつうの、ちまです。

ふつう、であることの穏やかさを感じます。
また、ふつうであること、の存在は、いかにあやういものなのかも。


ちま、大丈夫。
怖い思いをしたけれど、大丈夫だと知って。
怖い思いをしても、大丈夫だと、知って。

ちま。

ちまちゃん。

大丈夫。
大丈夫。

ワタシも、がんばれ。
ワタシも、すべての事象を、受け止めろ。



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京都のすみっこから、オットとマルプー・ちまとのんびり暮らす日常を気ままに綴ります。

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