2012.07.26 17:17|ちまのこと
本当に、連日ものすごく暑い京都。
早朝からでも、グングン気温も日差しもアチチになってしまいます。

ちま、急いで出動だ!


ち 「アイアイサっ!☆」



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ちまは1週間程前から、ご近所の『レスキュー隊員』になっています☆
そのレスキューの対象は…セミ!(ゲボリ)

ちまとよく歩くお散歩のひとつに、公団団地のわきを歩くというコースがあります。
その団地には、緑がわんさか。
夏場はちょっとした森のように思います。
ただ団地敷地内には『犬・散歩厳禁!』看板が、もぅイヤッてほどあるので、
モチロンわが家は真面目に立ち入りませんが、
それでもすごい勢いで、緑が手足を伸ばし、芽吹いているものだから、
それらの木々からボッタボタ、地面に落ちているのです。
そう、セミの幼虫が。(ゾッワーッ!ゾゾゾゾゾーッッッ!)



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もうあちこち、この状態です。
セミに人気の有る木は、もぅセミのヌケガラで水玉模様です(オゲーッ)
木のかなり上部まで、この調子。
もぅその姿たるや…ゲーッ!(←耐え切れず、もぅ叫びますとも!ウギャーッ!)
凄まじさに、見たくもナイのに、毎朝毎晩、目が釘付けなワタシです(苦笑)



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わがオットは、少年時代には昆虫博士でした。(←自称)
カブトムシにクワガタ、バッタ、トンボに蝶々。なんでもござれ☆
今でも「一緒に暮らしたい…♪」と憧れてやまないのは
タガメとオオクワガタだそうです。

お寺の境内を歩いても「あっ☆アリジゴク♪」と、
小さな穴を見つけては、嬉々として駆け寄り、放っておくと
何時間でもそれをひたすら眺めています。



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で、セミ。

夜に歩くと、地面には今にも脱皮しようとしている幼虫が、
もぅウジャウジャ道路の上を歩いています。
残念なことに、上手く掴まる場所に出会えず、力尽きている幼虫や、
歩いている間に自転車にでも踏まれたのか、半分潰れている幼虫など、
とにかくあちこち幼虫だらけ。
あるいは、脱皮したは良いけど、木から落っこちたセミなどもどっさり。

それらをオットは、ちまとお散歩している最中、
手当たり次第見つけ次第「レスキュー!」と言って、近くの
程好い木やブロック塀に、セミたちをくっつけて回っているのです。
一晩で10匹助けたこともあります。

ちなみにセミは、夕方頃から脱皮を始めるのだそうです。
「止まる場所は、極端に言えばどこでもいいの。高くても低くても。
木じゃなくてもどこでも。
しっかり止まれて、脱皮出来る場所ならね」と昆虫博士。



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朝はさすがに幼虫はいませんが、ヌケガラは、山盛り。


ち 「おじちゃん、昨日もいっぱいたすけたね☆」



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ち 「朝はいないね、くろくてモジョモジョうごくやつ…」



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ちまははりきっておじちゃんのお手伝いしてるけど、
おばちゃんはキモいよ…(汗)



ち 「そうなの?うごくからおもしろいんだよ☆」



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ワタシから見ると、セミなんてゴワゴワしててグロテスクで、
「なんて見た目の気持ちのワルイこと!」と思うのですが(昆虫は大の苦手で…)
オットからすれば「愛おしいイキモノ」の、バリバリど真ん中です。

セミを助けるときに、オットは小さな声で「おまえ、どんくさいなぁ…」とか
「ちゃんと掴まらな、アリにやられてしまうで…」とか
「君は今から旅立ちやね」とか、セミにいちいち声をかけています。

可愛くて可愛くて仕方が無いんだそうです。
そんな感情をセミ(他昆虫群)に持つ、というコト
それがワタシにはサッパリ理解出来ないのですが、
それでも何となく、生けとしいけるモノへの愛、ということを思えば、
オットの方がワタシより断然大きな愛情の持ち主だと、言えます。

そういえば、と。
おこがましいのですが、このわがオットと同じ言葉をつぶやかれる方が。
それは、動物行動学者の日高 敏隆氏です。

先日テレビで『知られざる巨人』というタイトルで、
氏を特集する番組がありました。
氏のファンなワタシは、とても楽しくその番組を観ました。

日高氏は大変著名な学者さんで、動物行動学をまったく知らないワタシにも
氏は、動物への温かい愛情と、ユーモアもたっぷりに混ぜ込んで、
自然の仕組みや知恵のいろいろを、解き明かしてくれます。
素晴らしい学者さんなのです。

そしてその番組の冒頭と最後に、氏の随筆をナレーション。

「僕は子どものころ、昆虫と話がしたかった」と。
そして。
「おまえどこにいくの。
あぁそうなの。
その葉っぱが食べたかったの」と。

なんとほのぼのとしていて、心地よく優しい言葉なのでしょう…(じぃん)☆

昆虫の行動を観察して、その生活や性格を理解してゆくと、
ほんとうに可愛くて愛おしてたまらなくなるのだそうでした。
それは、ほんとうにそうだなぁと思います。。。

でも、セミ!
あぁ、セミ、セミなのね、君たち、セミなんだよね!
バルタン星人そっくりで!(ギャーッ!ジジジジジ言ってるーぅ!)

愛おしさが、やっぱり、アタマでは理解出来ても、感情が付いてゆかないワタシ。
愛情込めたレスキュー隊出動は、オットとちまに一任をして、
後方でヨワゴシのツマは、足元手元をバリボリ、
蚊に噛まれるままに、遠巻きに眺めながら応援しているのでした(笑)☆

7年間も土中に暮らして、たった1週間だけ”生きる”ために
頑張って暑い中、生きているセミ。(これをオットから聞くと、いつだって切ない)
たった1度の人生と恋に愛に命。
たったこのひと夏限り。
せいぜい燃やしておくれ!(ファイヤー!)



ちまのことは、この世の最大の愛おしさを、かけてもいいです。
愛しの、ちま☆



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レスキュー隊員・ちま、帰還。
職務遂行・張り切り過ぎて、ちま、ブス…(笑)



ち 「あーしんど…」☆



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京都のすみっこから、オットとマルプー・ちまとのんびり暮らす日常を気ままに綴ります。

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